ガイド山行記録

2023年3月21日 雪割草の群生地 猿山

こんにちは!
登山ガイドの葛谷です。
今回は福井県の旅行会社「あわら観光」の登山ガイドとして、能登半島の猿山へ登りました。
ここは登山というより花を楽しみながらハイキングと言った感じで、中でも雪割草は日本でも屈指の群生地と言っても過言ではありません!
そんな猿山を紹介していきます。

深見登山口-猿山-娑婆捨峠-猿山峠岬灯台-雪割草群生地-猿山岬峠灯台-娑婆捨峠-駐車場

猿山(332m)

猿山は石川県輪島市門前町に位置する332mの山。
この山は何と言っても雪割草です。
時期は3月中旬から4月上旬で、多くの観光客、登山者で賑わいます。
登山口は深見登山口と、猿山岬灯台登山口がありますが、雪割草の群生だけ見たいという方は猿山岬灯台登山口から入りましょう。
個人的には深見登山口からぐるっと散策するのがオススメです。
深見登山口は駐車場が埋まると路駐する事になりますが、だからと言って早朝に出ても花は開いていないので注意しましょう。
ルートは下記のリンクを参考にして下さい。

深見集落から猿山

9:40 深見登山口から入山します。

少し上がったところから深見集落。
瓦が黒に統一されて雰囲気良いです。

イカリソウ。

アオキの花。

クサイチゴ。

登山口から標高差にして150m位登るとひとまず平らな道が続きます。

エンレイソウ。

ミヤマカタバミ。

雪割草も出てきました。

キクバオウレン。

ここはギョウジャニンニクの群生地でもあります。

たまに急登もあります。

キクザキイチゲもそこら中に群生しています。

12:00 そうこうしている内に猿山登頂。
山頂は広いですが、展望が良い訳ではないので軽く休憩し先へ急ぎます。

猿山から娑婆捨峠-猿山岬灯台

猿山から娑婆捨峠への下りは群生地になっている為、両脇雪割草だらけです。

正面は日本海が広がっています。

12:40 娑婆捨峠。

娑婆捨峠から灯台の間は舗装路で、脇にはスイセンが咲いています。

12:50 猿山岬灯台。
ここで昼休憩にして雪割草の群生地を自由行動としました。

灯台から5分くらい登ったところ。
ここが一番の群生地です。

雪割草は、ミスミソウとスハマソウの総称で、猿山に咲いている雪割草はミスミソウです。

色んな形、色がありますが全て同じ品種です。

14:20 猿山岬灯台駐車場。
バスがお迎えに来てくれた為、今回はピストンする必要ありませんでした。
前述した通り、今回は福井県の旅行会社「あわら観光」のツアーガイドでした。
最近登山のツアーに力を入れているのと、ハイキングが中心ですが、他の大手旅行会社に比べると安価な為オススメです!

登りたい山がある、気になるプランがある等ありましたらお気軽にお問い合わせください!

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登山ガイド 葛谷 涼

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