【ガイド山行】 2022/6/24〜26 栂池-千国揚尾根-風吹大池-北野。
今回はお客様と栂池から風吹大池を経由し北野登山口まで歩いてきました。
24日はゴンドラとロープーウェイを使い栂池ヒュッテ宿泊。
25日は朝、栂池を出発し風吹大池を経由し風吹山荘に宿泊。
26日、風吹山荘から北野登山口に下山しました。
花が多い場所はいくつも知っていますが、栂池から風吹にかけては他には類を見ないほどの花の多さです。
写真を撮りながらゆっくり歩き、コースタイム の倍の時間をかけ歩きました。
風吹大池について
風吹大池は長野県小谷村にある周囲4km、標高約1780mに位置する池です。
風吹大池へはいくつかの登山道が伸びており、どこの登山道も危険箇所は少なく初心者の方も訪れやすい場所となっています。
主に栂池、蓮華温泉、北野、土沢の4箇所ですが、北野と土沢からは往復4時間半ほどでアクセス可能な為、日帰りでも余裕があります。
詳しくは下記のリンクをご参考にして下さい。
24日 栂池自然園
ゴンドラとロープーウェイを乗り継ぎ栂池自然園へ。
下の駐車場から約40分です。
入口にユキザサ。
極太で美味しそう。。
自然園内はまだ雪がたっぷり残ってました。
自然園入口はちょうど見頃。
それより奥はこれからでした。
シラネアオイ。
浮島湿原にシナノキンバイが咲いていました。
自然園内はこれから花が見頃を迎えます。
旧ヒュッテが絵になりますね。
栂池ヒュッテの夕食。
山小屋とは思えないクオリティー。
去年まで提供する側だったので不思議な気持ちになります。
25日 栂池〜天狗原〜千国揚尾根
出発する前の自然園。
ミズバショウとリュウキンカ。
8:00 栂池ヒュッテ出発。
お世話になりました。
出発してすぐ出迎えてくれるイワカガミ。
どんどん雲が取れてきます。
登山道の真ん中にリュウキンカ。
白馬三山と大雪渓も見えてきました。
9:00 天狗原到着。
白馬乗鞍の斜面は9割以上雪の上。
白馬大池と風吹大池の分岐。
風吹方面に向かう登山者は自分たち以外に一人もいませんでした。
ミツバオウレン。
分岐から千国揚尾根の花は本当にすごい。
写真では伝える事ができません。
こんな感じの登山道が続きます。
ツマトリソウ。
今年は雪が多いですね。
雨飾山、火打山方面。
眺めのいいここでゆっくりお昼休憩にしました。
いろんなところからミズバショウが出ています。
このイワカガミはめちゃくちゃいい色してました。
標高2000m以下なのに本当に雪が多い。
場所によってはチェーンスパイクくらいあれば安心です。
木の間から朝日岳方面。
ムラサキヤシオ。
ツバメオモトも出てきました。
風吹天狗原〜風吹山荘
14:00 風吹天狗原に到着。
ここには今までとはまた異なる花が咲いていました。
上の写真はワタスゲ。
チングルマ。
ハルリンドウ。
風吹天狗原から風吹大池に下りて行きます。
脇にイチヨウランが咲いていました。
数メートルごとに咲いている花が変化していきます。
アカモノ。
風吹大池の反対側の科鉢池。
こちらは風吹大池。
湖畔に下りてくるとまた異なる花が咲いています。
ハクサンチドリ。
キヌガサソウ。
ゴゼンタチバナは終始咲いていました。
風吹山荘の手前にはシラネアオイがいっぱいでした。
15:30 風吹山荘到着。
26日 風吹山荘〜北野登山口
8:30 風吹山荘出発。
下山道も花がいっぱいです。
ギンリョウソウ。
別名ユウレイタケとも呼ばれています。
眺めのいいところ。
右奥は高妻山。
11:00 北野登山口到着。
お疲れ様でした!
追記
今回は回送業者を使用させて頂きました。
白馬エリアは白馬安全代行さんがオススメです。
まとめ
天気予報では雨予報でしたが、結果的には3日間ともに晴れ!
登山者の少ない場所ですが、今回も天狗原から風吹大池で出会った登山者は0でした!
オススメは6月から7月にかけてがオススメですが、秋の紅葉の季節もオススメです。
今シーズンの風吹大池はプランにありませんが、ご依頼があればお答えいたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
今回もご参加いただき有難うございました!
コメント